シミラン諸島・ウエストオブエデン(West of Eden)|見どころと代表的な魚たち

シミラン諸島№7・ウエストオブエデン ダイブクルーズ
シミラン諸島№7・ウエストオブエデン

シミラン諸島・ウエストオブエデン(West of Eden)|見どころと代表的な魚たち

ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は、シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)に位置する、 西側を代表するダイブサイトです。巨大な花崗岩の岩が作り出すキャニオンやウォール、 岩肌を覆うカラフルなソフトコーラルやウミウチワが特徴で、ダイバーを魅了します。

シミラン諸島№7・ウエストオブエデン
ウエストオブエデン

ダイブサイト情報

ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は、シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)
ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は岩地形
  • 水深:平均 21m/最大 40m
  • 透明度:20~30m
  • 難易度:中級~上級向け
  • 流れ:中程度
  • 総合評価:★★★☆☆

一部は岩礫や砂地のスロープとなっており、水深は最大で約35mまで落ち込みます。 流れが強い時には、カスミアジ、ロウニンアジ、タカサゴ類、ホワイトチップリーフシャークなどが活発に泳ぎ回る姿を見ることができます。 また、マクロ派にも人気で、小さな生物探しも楽しめるスポットです。

ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は、シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)・タカサゴ群れ
フュージラー・タカサゴ群れ

🐠 ウエスト・オブ・エデンで見られる代表的な魚たち

1. ヤマブキスズメダイ(Golden Damselfish / Pomacentrus auriventris)

全身が鮮やかなヤマブキ色で、浅瀬の枝状サンゴや岩場の周囲に群れで生息します。 太陽光を浴びると一層輝き、ソフトコーラルを背景にすると写真映えする小魚です。

2. アンダマンスウィートリップス(Andaman Sweetlips / Plectorhinchus andamanensis)

ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は、シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)
アンダマンスウイートリップス

銀白色の体に黒い斑点、黄色い口元とヒレが特徴的な中型魚です。 水深10~30m付近の岩陰やリーフ沿いで見れることが多く、シミラン諸島を代表するフォトジェニックな存在です。

3. ハナヒゲウツボ(Ribbon Eel / Rhinomuraena quaesita)

ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は、シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)
ハナヒゲウツボ

成長段階によって体色が変化する珍しいウツボで、幼魚は黒、オスは青と黄色、メスは黄色になります。 砂地やガレ場の巣穴から顔を出して口をパクパクさせる姿はユーモラスで、マクロ派ダイバーに人気です。

4. ホシゴンベ(Freckled Hawkfish / Paracirrhites forsteri)

ウエスト・オブ・エデン(West of Eden)は、シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)
ホシゴンべ

茶褐色から黄褐色の体に細かな斑点を持ち、ソフトコーラルやウミウチワの上にじっと留まる習性があります。 動き回らず「座っている」姿がユニークで、カラフルな背景と相性が良く撮影にも最適です。

まとめ

シミラン諸島・ウエストオブエデンは、ダイナミックな地形と美しいソフトコーラルの景観に加え、 魚群や大型回遊魚、小さなマクロ生物まで幅広く楽しめるバランスの良いダイブサイトです。 ヤマブキスズメダイの群れ、優雅なアンダマンスウィートリップス、色鮮やかなハナヒゲウツボ、 そして静かに佇むホシゴンベ——、ダイバーを飽きさせない見どころが満載です。

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