プーケット・シミラン諸島で見られる人気アジの仲間4種とその生態
プーケット島近辺やシミラン諸島の海では、色鮮やかなアジの仲間が多く見られます。ここでは、特に人気のある4種の魚の生態や行動、観察ポイントを詳しくご紹介します。
カスミアジ(Bluefin Trevally)

カスミアジは体長50〜70cm程度で、背中が青みを帯びた銀色の体色が特徴です。群れで泳ぐ性質があり、小魚や甲殻類を捕食します。若魚は浅いリーフやラグーン周辺で見られることが多く、成魚は外洋に近いリーフエッジで活動することがあります。
観察のコツとしては、サンゴの陰や砂地を注意深く見渡すと、群れでホバリングしている姿が見られます。攻撃的ではないので、ダイバーにも比較的近づけます。
ロウニンアジ(Giant Trevally)

ロウニンアジは体長1mを超えることもある大型のアジで、筋肉質の体と鋭い歯が特徴です。単独で狩りをすることが多く、獲物を追い詰める俊敏な動きを見せます。沿岸のリーフや岩場で見られることが多く、特に潮流の強いポイントでは活発に捕食行動をします。
ダイバーは静かに観察すると、近くで狩りの瞬間や群れとの距離感を楽しめます。特に朝や夕方は活発に泳ぐ時間帯です。
ギンガメアジ(Bigeye Trevally)

ギンガメアジは丸い大きな目と銀色の体が特徴で、大きな群れを作って回遊します。日中は浅いリーフの上を泳ぎ、夕方になると群れが集まり、捕食活動や回遊を行います。魚群の形が変化する様子は、ダイビングで最も人気のある見どころのひとつです。
観察ポイントは、リーフの端やドロップオフ沿い。遠くから群れの動きを追いながら、カメラで撮影するのがおすすめです。
コガネシマアジ(Golden Trevally)

コガネシマアジは金色がかった美しい体色を持つ中型のアジです。リーフや砂地の上を泳ぎ群れを作ることがあります。警戒心は比較的低く、ゆっくり観察できることが多いです。
観察のコツとしては、砂地や浅瀬の岩周りを注意深く見渡すと、光を反射する美しい体色を楽しめます。
観察ポイントとダイビングのコツ
- 朝や夕方は魚の活動が活発で、群れを見るチャンスが多い。
- リーフ沿いやサンゴの陰をよく観察すると、大小様々なアジの群れが見られる。
- 水中ライトやカメラを用意すると、色鮮やかな魚たちをより楽しめます。
- 群れの動きを観察しながら静かに近づくと、自然な行動を間近で見ることができます。
プーケット近辺・シミラン諸島のダイビング・シュノーケリングツアー
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プーケットやシミラン諸島の海で、カスミアジ・ロウニンアジ・ギンガメアジ・コガネシマアジの群れと出会える特別な体験を、ぜひお楽しみください。
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