プーケット・シミラン諸島・スリン諸島で見られるサメたち

シミラン諸島・スリン諸島・プーケット近辺で見れるトラフザメ ダイブクルーズ
シミラン諸島・スリン諸島・プーケット近辺で見れるトラフザメ

プーケット・シミラン諸島・スリン諸島で見られるサメたち

タイ・プーケット近海、そしてシミラン諸島やスリン諸島の海では、様々な種類のサメがダイバーを魅了しています。今回は、その中でも比較的観察されやすい代表的なサメ4種をご紹介します。

シミラン諸島・スリン諸島・プーケット近辺で見れるトラフザメ
シミラン諸島・スリン諸島・プーケット近辺で見れるトラフザメ

ブラックチップリーフシャーク(Blacktip Reef Shark)

ブラックチップリーフシャーク
ブラックチップリーフシャーク

ブラックチップリーフシャークは、ヒレの先端が黒いことから名付けられた小型のサメです。
全長は1.5m前後で浅瀬のサンゴ礁やラグーンを好みます。
臆病な性格で人間に攻撃性はなく、スノーケリングでも出会えることがあります。ピピ諸島・ラチャヤイ島やシミラン諸島・スリン諸島の浅瀬で比較的よく見られます。

ホワイトチップリーフシャーク(Whitetip Reef Shark)

ホワイトチップリーフシャーク
ホワイトチップリーフシャーク

夜行性で昼間は岩陰や洞窟で休んでいることが多いホワイトチップリーフシャーク。
全長は1.5〜2mほど。ヒレの先端が白く、細長い体型が特徴です。
シミラン諸島やスリン諸島のドロップオフや岩場で目撃例が多く、特にナイトダイブでは活動的な姿を観察できます。

ギターシャーク(トンガリサカタザメ / Guitarfish)

ギターシャーク
ギターシャーク

サメとエイの中間のような姿を持つ珍しい種で、吻がギターの形に似ていることからギターシャークと呼ばれます。
全長は2〜3mに達することもあり、砂地に身を潜めることが多いです。
シミラン諸島やラチャノイ島の砂地で稀に出会えるレア種で、ダイバーにとっては特別な遭遇体験となります。

トラフザメ(Zebra Shark)

トラフザメ
トラフザメ

成長に伴って模様が変化するユニークなサメ。幼魚はシマ模様(ゼブラ模様)、成魚はヒョウ柄のような斑点模様になります。
全長1.5-2mほどで、昼間は砂地や岩場にじっとしていることが多いですが、夜になると活発に活動します。
シミラン諸島やスリン諸島の砂地・ピピ諸島・ラチャノイ島リーフ周辺で観察される人気の高いサメです。

ナースシャーク(Nurse Shark)

ナースシャーク
ナースシャーク

ナースシャークは、昼間は岩陰や砂地の下でじっと休んでいることが多いおとなしいサメです。
全長は2〜3mほどに成長し、ややずんぐりした体型と丸みを帯びた頭部が特徴です。
夜になると活発になり、甲殻類や小魚、貝類を探して砂地を徘徊します。
シミラン諸島やスリン諸島の一部のダイブサイトでは、ナイトダイブやディープエリアでの遭遇例があります。
非常におとなしい性格で、人間に危害を加えることはなく、ダイバーにとっては「幸運の出会い」となるサメです。

観察のポイントとおすすめシーズン

  • 国立公園が開放される 10月中旬〜5月中旬 がダイビングシーズン。
  • 透明度が高く海況が安定する 12月〜4月 がベスト。
  • サメは潮流が効くポイントや砂地リーフに現れやすい。
  • ナイトダイブではホワイトチップやトラフザメの活発な姿が狙い目。

まとめ

プーケットやシミラン諸島・スリン諸島の海では、サメは恐怖の対象ではなく、海の生態系を支える重要な存在です。
ブラックチップやホワイトチップのような浅場のサメから、レアなギターシャーク、人気のトラフザメまで、出会いはダイバーにとって一生の思い出となるでしょう。
訪れる際はガイドの指示を守り、安全に配慮しながらサメとの出会いを楽しみましょう。

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