プーケット・シミラン諸島・スリン諸島で見られるウミガメ|タイマイ・アオウミガメ

プーケット・シミラン諸島・スリン諸島で見られるウミガメ ダイブクルーズ
プーケット・シミラン諸島・スリン諸島で見られるウミガメ

プーケット・シミラン諸島・スリン諸島で見られるウミガメ

プーケット周辺、シミラン諸島、スリン諸島では、ダイバーやスノーケラーに人気のあるウミガメと出会えるチャンスがあります。代表的な種はタイマイとアオウミガメですが、オサガメやアカウミガメなどの稀な種が観察されることもあります。

プーケット近辺で見れるカメご紹介
プーケット近辺で見れるカメ

タイマイ(Hawksbill Turtle / Eretmochelys imbricata)

タイマイ
タイマイ

– 甲羅の長さ:60〜90cm
– 特徴:尖ったクチバシ状の口、サンゴの間でカイメンを食べる
– 観察ポイント:シミラン諸島のアニタズリーフやイーストオブエデンなど
– 保護状況:絶滅危惧種(CR)

アオウミガメ(Green Turtle / Chelonia mydas)

アオウミガメ
アオウミガメ

– 甲羅の長さ:80〜120cm
– 特徴:丸みのある体型、海草や藻類を主食にする
– 観察ポイント:スリン諸島リチェリューロック周辺やラチャノイ・ラチャヤイ島の砂地
– 保護状況:絶滅危惧種(EN)

オサガメ(Loggerhead Turtle / Caretta caretta)

– 甲羅の長さ:約90〜110cm
– 特徴:大きな頭と強い顎を持ち、甲殻類や貝類を捕食
– 観察ポイント:比較的深いドロップオフや外洋のリーフ周辺で稀に目撃されます
– 保護状況:絶滅危惧種(EN)

アカウミガメ(Olive Ridley Turtle / Lepidochelys olivacea)

– 甲羅の長さ:60〜70cm
– 特徴:小型で丸い甲羅、群れでの産卵行動が有名
– 観察ポイント:スリン諸島の一部リーフや浅瀬で稀に出会うことがあります
– 保護状況:絶滅危惧種(VU)

観察のポイントと注意点

  • ウミガメには触れない、追いかけない。
  • 息継ぎのため水面に上がるタイミングを観察するのが自然な観察方法。
  • ナイトダイブでは活動的な個体が見られることも。
  • 撮影はフラッシュ禁止、静かに距離を保つ。
  • 国立公園開放期間は10月中旬〜5月中旬、透明度の高い乾季(12〜4月)がベストシーズン。

まとめ

プーケットやシミラン・スリン諸島の海はウミガメの宝庫です。
タイマイの俊敏な食事、アオウミガメの優雅な泳ぎ、オサガメやアカウミガメの稀な出会いまで、さまざまなウミガメとの遭遇がダイビングやシュノーケリングをより特別な体験にしてくれます。
自然を尊重しながら観察することが、貴重な出会いを守る鍵となります。

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