シミラン諸島 №7「ディープシックス」ダイブサイト完全ガイド

シミラン諸島№7・デイープシックス紹介 ダイブクルーズ
シミラン諸島№7・デイープシックス紹介

シミラン諸島 №7「ディープシックス」ダイブサイト完全ガイド

シミラン諸島を代表するダイブサイトの一つ、ディープシックス(Deep Six)
大小の岩や根が点在するダイナミックな地形が魅力で、外側にはソフトコーラルやウミウチワが広がり、中央の大きな巨岩には小岩が積み重なってスイムスルーが形成されています(深度12~25m)。
上級者向けながら、その豊かな海中景観と多彩な生物に出会えるため、多くのダイバーに人気です。

シミラン諸島№7・デイープシックス水中地図
シミラン諸島№7・デイープシックス

基本情報

シミラン諸島№7・デイープシックス水中景観
岩系地形
  • 場所:シミラン諸島・島№7(Ko Hin Pousar)の北端ディープシックスは、大小の岩や根が点在するダイナミックな地形が特徴のダイブサイトです。外側にはソフトコーラルやウミウチワが広がり、中央の大きな巨岩の周囲には小岩が積み重なり、深度12~25mでスイムスルーを楽しめます。 このエリアではネムリブカやアカエイが見られ、さらにフエダイ、ロウニンアジ、マグロが巨岩の周りを回遊。群れをなすネオンフュージラーも必見です。マクロ派には、ニシキフウライウオやカエルアンコウの観察もおすすめです。
  • 水深:平均18m/最大40m
  • 透明度:15~25m
  • 流れ:中~強め
  • レベル:上級者向け
  • 総合評価:★★★★☆

見られる主な海洋生物

シミラン諸島№7・デイープシックスィソバナ等も豊富
イソバナもたくさん

ディープシックスでは、大物からマクロ生物まで多彩な魚たちに出会えます。
ここでは代表的な4種類を詳しくご紹介します。

🔹 ユカタハタ(Areolate grouper)

シミラン諸島№7・デイープシックスお魚紹介
ユカタハタ

茶褐色の体に網目模様のスポットを持ち、浴衣模様に似ていることから和名がついたハタ科の魚。
岩陰に潜み、小魚や甲殻類を待ち伏せして捕食します。大きさは40〜50cmほど。
ディープシックスでは大岩の隙間やソフトコーラルの根元で観察しやすい種類です。

🔹 マルチバンデッドパイプフィッシュ(Multibanded pipefish)

シミラン諸島№7・デイープシックスお魚紹介
マルチバパイプフィッシュ

細長い体に暗色のバンドが入るヨウジウオ科の仲間。
体長は10〜15cmほどで、環境に溶け込む擬態が得意。砂地や岩礁の隙間に潜むことが多く、マクロ派ダイバーに人気の被写体です。

🔹 ヒレボシミノカサゴ(Spotfin lionfish)

シミラン諸島№7・デイープシックスお魚紹介
ヒレボシミノカサゴ

大きく広げたヒレが美しく、先端に白いスポットを持つフサカサゴ科の魚。
毒棘を持っているため接触には注意が必要です。
昼間は岩陰やサンゴの隙間に隠れており、夕方以降に活発に行動します。

🔹 インディアンバカボンドバタフライフィッシュ(Indian vagabond butterflyfish)

シミラン諸島№7・デイープシックスお魚紹介
インデイアンバカボンバタフライフィッシュ

白い体に黒の斜め格子模様、黄色の背鰭と尾鰭が特徴的なチョウチョウウオの仲間。
ペアで泳ぐ姿をよく見かけ、サンゴ礁の藻類や小さな無脊椎動物を食べています。
ディープシックスではソフトコーラルや岩礁付近で優雅に泳ぐ姿を観察できます。

まとめ

  • ユカタハタ: 岩陰に潜む捕食者
  • マルチバパイプフィッシュ: マクロ派向けの擬態上手な魚
  • ヒレボシミノカサゴ: 美しいが毒棘あり、陰に多い
  • インディアンバカボンドバタフライフィッシュ: ペアで優雅に泳ぐチョウチョウウオの仲間

ディープシックスは、ダイナミックな地形と豊かな魚影、そしてマクロから大物まで楽しめるシミラン諸島屈指の上級者向けスポットです。
シミランダイブクルーズに参加される方は、ぜひ一度潜ってみることをおすすめします。

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