
タイ・プーケット旅行を予定している方にとって、見逃せないのが「アイコス(IQOS)や加熱式たばこ」に関する法律です。
タイでは、IQOSの所持・使用が法律で禁止されており、違反した場合には罰金や逮捕のリスクがあります。
2014年、タイ政府は電子たばこ(VAPE)および加熱式たばこの所持・輸入・販売・使用を全面的に禁止する法律を施行しました。これにより、旅行者でも次の行為は違法です:
- IQOS本体やヒートスティックの持ち込み
- 使用(ホテルや公共の場問わず)
- 販売や譲渡
■ 実際にあった逮捕例(プーケットを含む)
- 2018年:プーケット空港にて、日本人観光客がアイコスを所持していたため、税関で拘束され罰金約5万バーツ(約20万円)を請求される。
- 2022年:バンコクやパタヤで複数の外国人観光客が、加熱式たばこ使用で路上で取り締まり→没収+罰金を受ける。
- 2023年:プーケットのビーチ沿いで日本人が所持していたIQOSを発見され、その場で警察に連行。通訳付きでの取り調べを受ける事例あり。
■ 罰則内容は非常に重い
タイでIQOSなどを所持・使用した場合の罰則は次の通りです:
- 最高で罰金50,000バーツ(約20万円)
- 最長10年の懲役刑が科される可能性
また、空港や観光地での抜き打ち検査により、スーツケースの中に入っていても検出・没収・罰則の対象になります。
■ タイでの合法な喫煙方法と代替案
- 紙巻きたばこ:販売・所持・使用は合法(ただし指定の喫煙所のみ使用可)
- ニコチンパッチ:所持・使用ともに合法。旅行者におすすめの代替手段
■ 「知らなかった」では済まされない
「見つからなければ大丈夫」と思っていても、現地の法律では所持しているだけで違法行為となります。
楽しいプーケット旅行をトラブルなく過ごすために、アイコスや加熱式たばこは持ち込まず、法律を尊重して行動することが大切です。
※当記事の内容は2025年5月時点の情報に基づいています。
タイでは電子たばこ(加熱式たばこを含む)の輸入・所持・使用が法律で禁止されています。違反すると罰金や逮捕の対象となることがあります。
旅行前には、必ず最新情報を確認してください。
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