タチャイピナクルとは?

大物群れ狙いダイビングでタチャイピナクル

タチャイ島(Koh Tachai)は、シミラン諸島の北に位置し、美しいビーチとダイビングポイントで知られています。

タチャイピナクルは、流れの強い外洋ポイントで、大物狙いのダイバーに最適なスポットです。

ジンベエザメやマンタ、バラクーダの群れなどの迫力あるシーンが楽しめる一方、潮流が強いため中級以上のダイバー向け。

プーケットやカオラックからアクセス可能です日帰りツアーありますが、最も一般的なのは3泊ー5泊ダイブクルーズでの訪問です。


タチャイピナクルの基本情報

水深:15m~40m

レベル:中~上級者向け(潮流が強いため)

特徴:巨大な花崗岩の岩礁、豊富な魚影、強い潮流

透明度:20m~30m(シーズンにより変動)

ダイビングシーズン:11月~5月(5月~10月はモンスーンの影響でクローズ)



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◆大物との遭遇率が高い

タチャイピナクルは強い潮流が発生するため、回遊魚や大型の海洋生物が集まるポイントです。特に狙えるのは以下の生物です。

       

ジンベエザメ(Whale Shark)シーズン中には高確率で出現。プランクトンが豊富な日によく見られる。

       

マンタ(オニイトマキエイ)(Manta Ray)クリーニングステーション付近での遭遇率が高い。

       

バラクーダの群れ(Chevron Barracuda, Pickhandle Barracuda)流れの強いエリアで、巨大な群れがトルネードを作る。

       

ギンガメアジの群れ(Bigeye Trevally, Giant Trevally)中層を泳ぐ大群は迫力満点。捕食シーンも見どころ。


◆巨大な岩礁とカラフルなソフトコーラル

岩の周りにはカラフルなソフトコーラルやウミウチワが広がり、小さな魚やマクロ生物の生息地になっています。

      

イエローバックフュージュラー(Yellowback Fusilier)

      

スカシテンジクダイ(Glassfish)

      

ハナダイの群れ(Anthias)

      

ニシキフウライウオ(Ornate Ghost Pipefish)(マクロ派向け)



↓↓↓タチャイ島で見れる魚をご紹介↓↓↓

ムスジコショウダイ 

タチャイピナクルのサンゴ礁にムスジコショウダイ

「ムスジコショウダイ(Plectorhinchus lineatus)」は、インド洋から西太平洋にかけて広く分布するスズキ目イサキ科の魚です。

シミラン諸島やタチャイピナクルを含むプーケット周辺のダイブサイトでも頻繁に見られる魚でそのユニークな模様や群れでの行動がダイバーの目を引きます。


ムスジコショウダイの特徴

1. 体の模様と色彩

ムスジコショウダイは、成魚と幼魚で見た目が大きく異なる魚です。

成魚:黄色と黒の横縞がはっきりとした体色。

口元が厚く、下唇がやや突き出ているのが特徴。群れで行動することが多い。


幼魚:全身がオレンジや茶色で、白い斑点模様がある。

成魚とは異なり、単独で泳ぎ、ピョコピョコと動く独特の泳ぎ方をする。


2. 生息地と生態

ムスジコショウダイは、サンゴ礁や岩礁の周辺に生息し、特に水深10~30mのエリアでよく見られます。

シミラン諸島、タチャイピナクル、リチェリューロックなどのプーケット周辺の有名ダイブサイトで観察可能。

日中は岩陰やサンゴの近くで群れを作り、ゆったりとした動きをする。

夜になると活発に行動し、小魚や甲殻類を捕食する。


3. 群れでの行動

ダイビング中に見られるムスジコショウダイの群れは、まるで整列しているかのように優雅に泳いでいます。

ダイバーが近づいてもパニックにならず、ゆっくりと移動するため、写真撮影がしやすい。

群れの中には他の種類のコショウダイ(ニセクロホシフエダイなど)が混ざっていることもある。



ヤマブキスズメダイ

ヤマブキスズメダイ

ヤマブキスズメダイ(Pomacentrus auriventris)は、小型で美しい黄色い体色を持つスズメダイの一種です。

プーケット周辺のサンゴ礁でよく見られ、ダイバーにも人気のある魚です。


1. 体の特徴

全身が鮮やかな黄色で、体長は約7~10cmほど。

青い目が特徴的で、光の加減で体の色が少し変化して見えることがある。単独または小さなグループで行動する。


2. 生息地と行動

インド洋から西太平洋にかけてのサンゴ礁域に広く生息。

プーケットではシミラン諸島やラチャノイ島の浅瀬でよく見られる。岩陰やサンゴの間を素早く移動し、小型の甲殻類やプランクトンを捕食する。


3. ダイビング中の観察ポイント

鮮やかな黄色が水中で非常に映えるため、写真撮影に適している。

警戒心が強いため、ゆっくりと近づくと良い。群れで行動することがあるが、単独で見られることも多い。



インデイアンバナーフィッシュ 

タチャイピナクルのサンゴ礁に隠れているインデイアンバナーフィッシュ 

インディアンバナーフィッシュ(Heniochus acuminatus)は、チョウチョウウオ科に属する魚で、見た目がムレハタタテダイに似ています。

ダイバーに人気の魚で、特にプーケット周辺のサンゴ礁でよく見られます。


1. 体の特徴

白黒の縞模様が特徴的で、背びれが長く伸びる。

体長は最大25cmほど。単独または小さな群れで行動する。


2. 生息地と行動

インド洋や西太平洋のサンゴ礁に広く分布。

プーケットではシミラン諸島、ラチャノイ島、ピピ諸島でよく見られる。主にプランクトンを捕食し、サンゴ礁の周辺を遊泳する。


3. 見分け方

ムレハタタテダイ(Heniochus diphreutes)と非常に似ているが、インディアンバナーフィッシュの方が口が長く、背びれがより優雅に伸びる。



ワモンダコ 

擬態するワモンダコ

ワモンダコ(Octopus cyanea)は、インド太平洋地域に広く分布するタコの一種で、擬態能力に優れた海洋生物です。

プーケット周辺のダイブサイトでも観察されることがあり、その驚異的なカモフラージュ能力がダイバーを魅了します。


1. 体の特徴

体長は約30〜50cmで、腕を広げると1m以上になることも。

皮膚の色や質感を瞬時に変えることができ、周囲の環境に溶け込む擬態能力を持つ。

目が非常に発達しており、知能が高いことで知られる。


2. 生息地と行動

インド洋から西太平洋のサンゴ礁や岩礁域に広く分布。

プーケットではシミラン諸島やラチャノイ島などのダイブサイトで観察できることが多い。

夜行性であり、昼間は岩陰やサンゴの隙間に隠れていることが多い。

獲物を捕食する際には、素早く腕を伸ばして包み込むように捕らえる。


3. 驚異の擬態能力

皮膚の色や模様を自在に変えることができるため、捕食者から身を守ることが可能。

砂地や岩場に完璧に擬態し、ほとんど見つからないことも。

外敵に襲われると、墨を吐いて素早く逃げる。


ダイビング中の観察ポイント

ワモンダコを見つけるには、岩陰や砂地の模様の変化に注目する。

ゆっくりと近づくと、擬態が解けて動き出すことがある。

夜間のナイトダイビングでは、活動的なワモンダコを観察できる可能性が高い。





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タチャイピナクルでバラクーダ群れ


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タチャイ島


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